何回かブログにも書いたことがあるかもしれないけれど(過去に書いたものをほとんど見返さないので覚えていないが)、過去2年ほど語学学校でアラビア語を続けていて、クラスのメンバーに多少変化はあったものの、初めて入った時から続けているコアメンバーが数人いる。彼らがいなかったら2年続けられなかったかもしれない、と思うほど、気のあう馴染みのメンバーがいたことはモチベーションに繋がった。それも、ただ仲の良いメンバーというだけではなく、その中で特に中心となっていつも皆に声をかけてくれていたのがもうすぐ学校の先生を退職するイギリス人だ。22歳の娘の母でもある彼女だが、昔よく旅をしていた北アフリカの言語でもあるアラビア語を習得し、活用することを退職後の第2の目標としている。今からその準備のため、毎日仕事があるにもかかわらず夜かかさずアラビア語で本を読む、ということを続けていて、今もう7冊目に入ったそうだ。昨日はまた夏休みで皆がばらばらになる前に、とクラスメートを家に招待してくれて、おいしいモロッコ料理をご馳走になった。少しお邪魔して失礼するつもりが、結局5時間くらいくつろいでしまった。
またイラン人でペルシャ語を母国語とし、アラビア語を勉強している友達の話を聞くのも大変勉強になる。ペルシャ人というアイデンティティーを持っている彼らは、アラブ人と間違えられるのを嫌がる。中東といえば、アラブ、イスラーム、というイメージが強いかもしれないけれど、イランにおいてのイスラームと、アラブ諸国でのイスラームは全然違う。彼女が、彼女のイラク人の友達との会話や喧嘩を面白可笑しく描写するのに聞きいってしまった。そのイラク人の友達というのも、実はスコットランド人とのハーフで、イラン・イラク戦争の時にイギリスに逃れた家族の子供らしい。
戦争と人の移動についてだが、もう一人来ていたポーランド人のクラスメートも、その両親は昔国から逃れるためイランにしばらく滞在し、パレスチナを通過したという。イギリス英語を話す彼女から、そんな家族の歴史が語られるとは思っても見なかったが。
こんなことを図書館で書いていたら、ドイツ人とイラン人のハーフの友達がやってきた。明日からスペインに休暇へいくそうだ。と思ったら今エジプト人の友達がやってきた。(いろんな人が通過するとおもったら、私の今座っている席がトイレの傍だからか笑)何やってるの?と聞かれて「日本語で日記を書いているんだよ」と。彼女も集中できなくてまったく論文に関係ない詩集を読んでいるらしい。彼女とはラジオで一緒に働いていた。ちなみにもう一人ラジオのメンバーだったアラビア語専攻のイタリア人は来週からインターンシップをしにレバノンへ行く。どのくらい短い滞在になるか、どのくらい長い滞在になるか、分からないそうだ。そんな無茶ぶりができるのは男子だからか、イタリア人だからか。長い滞在になってくれれば遊びにいけるかもしれないし、こちらとしては好都合だけど。イタリアといえば、イタリア人とインドネシア人のハーフの友達が、先日ロンドンに来ていて、イタリアで若者がいかに職に就けないか、という状況を語っていた。イタリアの政治といえば、腐敗した政治家というイメージは確かにある。ただ、先日フラットメートのフィンランド人が、フィンランドの外相がストリッパーにメールを200通くらい送っていたというスキャンダルの話をしていたのには驚いた。フィンランドの政治にはそんなイメージはもっていなかった。ちなみにその外相の名字と、フラットメートの名前が一緒だ。
そしてついさっき電話したイギリス人の友達(男)は私が昨日のんびりくつろいでいる間に、ドラッグをやっていたであろう7、8人の見知らぬ男達に突然襲われて歯がかけて顔があざだらけになったと。明日はパキスタン人のこれまたおかしな友達とお茶をする予定だ。世界はものすごく広い、そしてものすごく狭い。この感覚、どこへ行っても絶対忘れないようにしようと思う。
またイラン人でペルシャ語を母国語とし、アラビア語を勉強している友達の話を聞くのも大変勉強になる。ペルシャ人というアイデンティティーを持っている彼らは、アラブ人と間違えられるのを嫌がる。中東といえば、アラブ、イスラーム、というイメージが強いかもしれないけれど、イランにおいてのイスラームと、アラブ諸国でのイスラームは全然違う。彼女が、彼女のイラク人の友達との会話や喧嘩を面白可笑しく描写するのに聞きいってしまった。そのイラク人の友達というのも、実はスコットランド人とのハーフで、イラン・イラク戦争の時にイギリスに逃れた家族の子供らしい。
戦争と人の移動についてだが、もう一人来ていたポーランド人のクラスメートも、その両親は昔国から逃れるためイランにしばらく滞在し、パレスチナを通過したという。イギリス英語を話す彼女から、そんな家族の歴史が語られるとは思っても見なかったが。
こんなことを図書館で書いていたら、ドイツ人とイラン人のハーフの友達がやってきた。明日からスペインに休暇へいくそうだ。と思ったら今エジプト人の友達がやってきた。(いろんな人が通過するとおもったら、私の今座っている席がトイレの傍だからか笑)何やってるの?と聞かれて「日本語で日記を書いているんだよ」と。彼女も集中できなくてまったく論文に関係ない詩集を読んでいるらしい。彼女とはラジオで一緒に働いていた。ちなみにもう一人ラジオのメンバーだったアラビア語専攻のイタリア人は来週からインターンシップをしにレバノンへ行く。どのくらい短い滞在になるか、どのくらい長い滞在になるか、分からないそうだ。そんな無茶ぶりができるのは男子だからか、イタリア人だからか。長い滞在になってくれれば遊びにいけるかもしれないし、こちらとしては好都合だけど。イタリアといえば、イタリア人とインドネシア人のハーフの友達が、先日ロンドンに来ていて、イタリアで若者がいかに職に就けないか、という状況を語っていた。イタリアの政治といえば、腐敗した政治家というイメージは確かにある。ただ、先日フラットメートのフィンランド人が、フィンランドの外相がストリッパーにメールを200通くらい送っていたというスキャンダルの話をしていたのには驚いた。フィンランドの政治にはそんなイメージはもっていなかった。ちなみにその外相の名字と、フラットメートの名前が一緒だ。
そしてついさっき電話したイギリス人の友達(男)は私が昨日のんびりくつろいでいる間に、ドラッグをやっていたであろう7、8人の見知らぬ男達に突然襲われて歯がかけて顔があざだらけになったと。明日はパキスタン人のこれまたおかしな友達とお茶をする予定だ。世界はものすごく広い、そしてものすごく狭い。この感覚、どこへ行っても絶対忘れないようにしようと思う。
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by congeniality
| 2010-08-01 05:07
| Life in UK(general)