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If there is anything I can be proud of...

そして尊敬する人、それは紛れもなく2人の祖母です
2人について書くと永遠に終わらないので
今回は今日の出来事だけ書こうとおもう

母方の祖母は今日まで入院していたのですが
入院中にパソコンを覚え、スカイプで電話までできるようになった
父が会社、母が自宅、祖母が病院、私がロンドン、にいて
ネット電話ができたのは感動的だった

日本時間の今朝、退院の日の朝、病院の部屋にスカイプをかけたらつながった
ネット電話だから時間もお金も気にせずゆっくり話ができた
今日私が大学で講義を受けながら(毛沢東の革命について)、
祖父が日中国交回復の際に中国を訪れたという話を思い出したことなどを話した
私が小学生の時に亡くなった祖父とも、今こういう会話が一緒にできたら
どんなに面白かっただろうと思う
まぁ、「○○だったら」議論は止めにして、
そうやって今手の届かないところにいる祖父だからこそ
私ももっと頑張ろうと思えるのかもしれない

偶然、北京出身の友達の隣に座っていた今日に限って、教授が「日本の侵略」について何度も触れるので、気まずかった。また、去年から仲のよいインドネシアの子と韓国の子と3人で話しているときに戦争の話がでると、どちらも日本が侵略した国なので、私が生まれる前に起こった出来事だけれど、なぜか私が謝らなくてはいけないような気になる

でもやはり、祖母の話を聞きながら改めて感じたのは
どちらがどちらを侵略した
どちらが勝った、どちらが負けた、といういわゆる「国」がやったことは
"政治的歴史"として数字や日付や書類となって現れる事実に過ぎず、
勝ち負けに関係なく"一人一人が体験した戦争"、それこそ焦点をあてるべき"歴史"だ、
ということ
戦争の歴史は一つだけではなくて
経験した全員分あるということ

(例えば広島の原爆記念館に行ったときに、一番印象的だったのは
原爆の写真でもなく、悲惨な町の風景でもなく、個人の服についていた名札や、
所持品だった(というのは中学の時に感想文に沢山書いたが・・・)
「黒い雨」は一冊だけではなく、何万冊も存在するのだ)

そして、自分にとって身近な人
自分の一部であるような人から、そのような歴史を聞くと
さらに衝撃がある
自分に少しでもつながっていると思うと、
単純に過去のこと、とは思えない

戦争の話にかかわらず
精神的に祖母の存在の大きさはどこにいても変わらない
そして私よりも多くを経験してきた祖母が、私の世代にできたインターネット電話を使いこなしてくれることに、感謝と尊敬をしている

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以前、友達から"Are you proud of being Japanese?"
と聞かれたことがある
(国としての日本に欠点や好きになれないことがあるにせよ)もちろん答えはYesだが、
そのYesという答えを出すときの条件があると思う
友達にもそれを注釈として付け加えなければならなかった

私個人の意見として、
「国を愛そう」
「愛国心を持とう」
という目標だけが先走って<同じく自国を愛しているはずの違う国の国民に敵意を抱いたりするような>本末転倒になることには反対する
さきほど述べた条件とは、
<自分を愛してくれる両親→そして祖父母→彼らが生まれて、生きてきた国→日本>
<両親を愛している→そして祖父母を愛している→彼らが生まれて、生きてきた国を愛している→日本を愛している>
という、やじるしの方向。
この方向が保てれば、違う国の人にも同じ感情があることは明らかなはずで、
国から個人が生まれるのではなくて、
個人が集まって国になるということが明確になるはずだ

(そしてきっと今は愛国心云々の話だけでなくて
自国の安全確保を追求するばかりに
日本の核兵器保持の可能性の話が持ち上がったり
未だに解決しないさまざまな地域の問題において、積もり積もった憎しみが
モラルすらも崩壊させている・・・家族を愛しているからこそ、戦わなければいけない、という
状況におかれている国や人々もいる・・・それは単純にやじるしの方向で解決できる問題でもない)
愛が愛を呼ぶのと同様に、憎しみが憎しみを呼んでしまうのも事実だ

問題が膨れ上がりすぎて
何を書いているのか収集すらつかなくなったが、

物理的距離があるからこそ
より自分のルーツを意識する
英語のbe proud of と日本語のプライドとは少し意味の違いがあるように思うが、
私が私であることに誇りを持つこと
あなたがあなたであることに誇りを持つこと
これら自然なことを、もっと自然に、実行できたらいいなと思う


きっとこの投稿をよんでくれている祖母に
Special thanks...
I am proud of you.
and I am proud of myself being your grandchild.
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by congeniality | 2006-11-17 11:56 | Life in UK(general)
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