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6months

ロシア人元スパイのリトビネンコ氏暗殺から半年

言論の自由はあってないような物だということや
世界中に同じように民主主義の感覚が広がっているわけではないのだということ、
そして民主主義でも闇の組織の存在は根強いこと
などなど、毒殺というショックの他にも考えさせられることが多かった事件

昨年の11月、発言の自由や制限を一番気にする現場で、始めたばかりのインターンでこのニュースを見ました
ロンドンの寿司バーで起こった事件だったこともあってさらに事件は近くに感じました


「アメリカのデモクラシー」でTocquevilleが「本当に人々が自由に話せる話題なんて、お天気の話ぐらいしかない」と言ったけど、デモクラシーの秩序を守るために、自由を与えられていながらも完璧に自由じゃない
以前ブログに引用したとおもうけど、市民にはActive but not too activeな素質が要求されている

思ったことははっきり言いあうのがいい関係、と言うときもあるし、思っても相手のために言わないでおいてあげるのがよい、相手との関係を壊したくないから言わない、と判断する場合もあるし、実際の生活の中にだって発言が自由奔放にできるとは限りません・・・
相手に対することだけでなく、自分の見栄やプライドが自分自身の発言を制限するときだってあります・・・

報道を扱っている場所で私が面白みを感じたところの一つに、
フォーマルなニュースの裏にあるインフォーマルなところ、も見られたことかな、と思います
インターンを始めた当初は、ニュースというのは、話題として選ばれて、編集されて、校正されて、伝える側の視点を加えられて、つまり、「作られて」いるのだ、ということに納得しただけだったけれど、待ち時間にニュースとは関係ない話をしているとき、何かを撮り終わってふっと緊張が緩む瞬間、インタビューを撮り始める前の聞き手、話し手という役割文旦がされていない会話、それを見て初めて本当に面白いな、と思えました
「本番」がある職業や事柄は、本番のフォーマルさと、普段のカジュアルさの間に起こるギャップだと思います
本番という言葉だと職種を狭めてしまいそうだから、言い換えると、例えば大学の講義だって、講義中の教授と、講義が終わったあとに笑顔で質問に答えてくれる教授の間に感じられるフォーマルさとカジュアルさには惹かれます

このインターンも来月で終了です
インターンを始める前に、もしかしたらインターンを通してこの仕事が嫌いになるかもしれないよ、と言われたのを覚えているけど、やっぱりそんなことはありませんでした
(ただでさえ忙しいのになるべく多くのことを見せてくださった方たちに本当に心から感謝しています)
この仕事の更なる魅力も見ることができたし、かと言ってこの仕事ダケに魅力を感じるわけでもなく、どの仕事を通してもあるかもしれない緊張感の間にも溢れる人間味、そんなものに気づけた経験だったな、と思います
というか、きっと、どの職種も、緊張感だけもっていたら人間じゃなくなってしまうし、普通の瞬間、通常の精神状態があってこそ、緊張感が出せるのだろうな、ということにも気づきました
映画のサクセスストーリーが毎日繰り返されているわけではない、ということだけ現実的に知っておく必要がある、とは思いましたが、もっと長い目で見て、2時間の映画よりも深い発見が待っていそうです

大学生は、社会とつながっているようで、まだちゃんとはつながっていないような、
勉強に集中できる期間、といっても、いつもその後のことを考えていなければいけないような、
つかみどころのない立場であるけど、自分勝手なことができるうちにいろいろ見たり聞いたりしようと思います。平日のお昼にこんなにのんびりブログを書いているところからして、社会的責任がない放浪者だなーと思うけど笑
必要な買い物をしてヴァイオリンのパーツを直しにいって試験勉強もしよう
買い物は休日だと混んで身動きがとれないから!
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by congeniality | 2007-05-23 21:58 | Life in UK(general)
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